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  • SHISHUMANIA

渾身のオウムちゃん刺繍過程

最終更新: 5日前

 4月の個展で知り合った編集者の方から、渋谷道玄坂のCARBONさんを紹介していただけたので、個展最終日にCARBONさんでの展示が決まりました。


お店のホームページはこちらになります。

http://carbon-bar.com/contents/



 こんなにトントン拍子で話が進むことってあるんだなーとびっくりしました。


 


 5/29日と30日に開催されるデザインフェスタにも出店するので、せっかくなので大きめの刺繍作品を作ろうと考えました。



 


 最初はM4サイズでカラフルな阿形のオウムを1点、吽形のブラックアンドグレーのオウムを1点の合計2点の制作を考えました。


 

 阿吽には宇宙の始まりと終わりという意味があるらしいので、始まりと終わりのループに面白みを感じている今の自分にはぴったりだなと思いました。





 最終的に完成したのはP10号サイズのこちらの作品です。

阿吽のオウムで、目の色で始まりと終わりを表現しました。

 

 文章で説明するのが難しいのですが、始まりと終わりの時間の流れを真ん中の虹のような繋がりの部分で表現しています。





制作の様子を撮影した動画はこちらのリンクにあるので、ご興味のある方は是非ご覧ください。








最初はこんな感じでM4号サイズで刺繍しています。

いろいろな縫い方、色を試してみました。





6回失敗し、一ヶ月の時間をかけて、ようやく上写真の縫い方に落ち着きました。


刺繍枠は直径35センチの一番大きな枠を使っているのですが、入りきらないので4回に分けて刺繍しています。




 片方を完成させてからもう一方を刺繍していくので、左右の平行と色の配置が分かり辛く大変な刺繍作業でした。


 糸も35色使っているので、色の暗記と順番の把握が大変な作業でした。

あと、羽はグラデーションが気持ち良く刺繍できるのですが、失敗をごまかせないので刺繍レベルがちょっとupしたかもです。


 観た人、そして将来所有する方が元気になるような色で刺繍しようと思ってカラフルな色調にしたので、完成に近づくに連れて自分もハッピーな気分になっていきました。

 

 ドロドロした作品を刺繍する時は自分もなんだかドロドロとした気分になるし、ハッピーな感時の作品を刺繍すると自分もハッピーになるし、オーダーメイドと違い、オリジナルの作品は自分の感情と人生までに影響する感じがして、危ない方にいくと危ないな〜と思いました。

そっちに思いっきり振れちゃうと故石田徹也さんのようなスタイルになるのかな。



題名は Have a nice trip.


悪い方に考えが飛びそうな気分の悪い時も、この作品を観るとハッピーになれる。

そんな感じで気持ちを変えることができる作品になるように刺繍しました。


自分の発達障害の症状で、フラッシュバックがあるのですが、そのフラッシュバックのループを無意識に止めたくてこのアイデアを思いついたのかもしれません。




今年は個人事業主の知り合いがコロナの影響で亡くなったことが自分の中で大きな出来事だったので、感情のコントロールに自分の興味が向かっていってこの作品ができたのかもしれません。


自分は忙しくて何もできなかったけど、こういう気持ちで作った作品が誰かをハッピーな気持ちに変えれることができれば、一人の死を無駄にしないように学んだってことなのかもしれません。



最初の大きさと比べると大きさの違いがが分かりやすいです。


本当はこのブログはデザインフェスタと個展前に書きたかったのですが、つい忘れてしまいました。


これからデザフェスと個展のブログを書きます。



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