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横須賀ドブ板、スカジャン巡り

 

 昨日は8年ぶりに横須賀に行ってきました。

スカジャン専門店が5、6件あり、街中で着て歩いている人もたくさんいたので久々に胸が高鳴りました。


横須賀ドブ板通り

 終戦後、空挺隊員のアメリカ兵が横須賀に寄港した時に、パラシュートのシルク生地でお土産を作ろうと考え、刺繍の入ったジャンパーを仕立てたのが始まりと聞いたことがあります。

他にもいろいろ説があります。

 

最近は海外でもSukajanと呼びますが、もともとはSouvenir Jacket なので、お土産品です。

 

 当時は背中の刺繍は熟練さん、前面は新米の職人さんが流れ作業で刺繍していたそうです。 とても忙しかったようで、スペルミスのスカジャンがたくさんあります。

  初任給から当時の大卒出サラリーマンの給料より多く貰っていたそうです。 


 収入も良くて、間近でベテランから学べるなんて最高の環境です!

 

 僕はお金を払って刺繍を教えてもらっていましたし、既にオワコン化していて仕事が無かったので、横振り刺繍イケイケ時代が羨ましいです。


 ただ、東京の刺繍屋さんからは、20人程雇って朝から晩まで座って刺繍していたそうなのですが、みんな50代で亡くなったと聞いたことがあります。

 なかなかの激務だったこと間違いなしですが、そこまで注文がくるのはいい時代ですね。


 




横振り刺繍職人五十嵐さんと

 1枚目は横須賀スカティの横振り職人五十嵐さんとの写真です。

 73歳、横須賀で1番若い職人さんらしいです。

 スカジャンの本場横須賀でも今は若い人が誰も職人をやらなくて困っているみたいです。

んーーーもったいない!


 Tシャツ、パーカーの刺繍が全くヨリなくできていて感動しました。

 しかも普通に刺繍方法の裏技を教えてくださいました。

 勉強になりました。ありがとうございました。



 

 今までは自分の仕事だけ考えて、職人さんとは誰とも関わらず1人で突っ走ってきましたが、あと5年・10年したら完全に技術も伝統も消えてしまうなーと痛感。


 自分の趣味として、群馬・横須賀・岐阜・沖縄など、まだ職人さんがいそうな街に昔の話を聞きに行って、ブログで記事をまとめてみたいと思います。

 カメラマンさんも連れて行ってかっこいい写真を撮って残しておきたい!


 歴史、先人に全く興味が無かったのですが、ADHD発覚後自分と向き合った事で、今までなかった横振り刺繍愛が芽生えたのかもしれません。






40年前の横振り激渋レアスカジャンGET

 2枚目、3枚目は、窓越しに「これ横振りかな? 」と思ってふらっと入ったお店で購入した龍のデカワッペンスカジャンとの写真です。


 先代の時代から、このお店で40年間売れず、隅っこに隠して飾られていたというスカジャン。


40年前の横振り刺繍ヴィンテージスカジャンGET!!

 なぜこんなに激レアでかわいいスカジャンを誰も買わないのか不思議でしす。 しかも40年間!

 

 可愛いヴィンテージスカジャンを探していたので、購入できて良かったです。

 

 ワッペン状に横振りで刺繍した後、手縫いで貼り付けているようです。

 ワッペン生地はかなり黄ばんでいますが、もともとは白のポリエステルエンブロンのようです。




 暇なときにたくさんワッペンに刺繍しておいて、後からスカジャンにしようということになり手縫いで貼り付けたのかもしれません。

 着用した瞬間に劣化で糸が切れました。


龍はしっかりグラデーションが入って薄く綺麗に刺繍されています。

 

生地もワッペンも経年劣化で褪色、汚れがありますがそこが渋くていい!



 お休みでいけなかったのですが、

次は伝説の大将ミシンに行ってみようと思います。

#スカジャン #横振り刺繍 #横振りミシン #ドブ板通り #職人 #職人技 #伝統工芸 #後継者不足 #Sukajan #Yokosuka #Souvenirjackt


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2020.1.23~

2018.1.1~